【韓国の視点】SWOT分析に見る韓国代表の“強み”と“弱み”…W杯で懸念される不安材料は?

サッカーカタールワールドカップ開幕まで残り10日となった11月10日は、韓国代表がパウロ・ベント監督体制となって「1547日目」になる日だ。

【動画】韓国代表、“日韓戦”惨敗後の悲痛な帰国現場

今から約4年前の2018年8月17日、韓国の男子A代表の新指揮官に就任したベント監督は、初期こそ保守的な選手起用、無理のある後方からのビルドアップで批判を受けたが、外部の声に動揺することなく、4年間で自分の哲学を固守してきた。

その結果、W杯アジア最終予選では早期に10大会連続11回目の本選出場を確定。以降、強豪ブラジル代表などを迎えた6月と9月の国際親善試合では、W杯の“模擬試験”となる連戦でさまざまな弱点を露呈した。

それでも、ベント監督はこれまでの過程で積み上げてきた経験を基に、4年間で築いた「自分たちだけのサッカー」をW杯本大会の舞台で披露しようという意志に満ちている。

では、ベント監督体制の韓国代表が持つ「強み」と「機会」、一方の「弱み」と「脅威」は何だろうか。

そこで今回は、「SWOT分析」を通じて韓国代表のW杯を展望していく。

強み(Strength)

ベント監督体制最大の強みは、コーチ陣と選手間の厚い信頼関係だ。

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