7月31~8月1日、「JR東日本カップ2021第95回関東大学サッカーリーグ戦」第12節が行われた。
8月1日に行われた、法政大学と拓殖大学の試合は、前半17分に日野翔太のゴールで拓殖大学が先制し、前半18分に山中麗央が追加点を奪う。前半22分には松田麗矢のロングスローから黒木謙吾が3点目を奪い、前半40分にも山中麗央が決めて、拓殖大学が4点をリードして前半を終える。
法政大学は後半3分に佐藤大樹がロングシュートを決めて1点を返す。後半アディショナルタイム3分にも中井崇仁が1点を追加するが、直後に拓殖大学・田中幸大が得点し、試合は5-2で拓殖大学が勝利を収めた。
試合後、拓殖大学・玉井朗監督は、「本当に理想的なゲームだった」と試合を振り返った。
「今日みたいにシュートが入り得点が先行すると、相手にプレスかけるというところでも勇気づけられる。こういう試合を何回もしたい」とし、特に「山中麗央と日野翔太の前から掛けるプレスがうちの生命線。また、山下諒時を中心にセンターバックから長いボールを非常に有効につなげた。短いパスを少しつないで、長いボールを法政の左右のスペースにうまくつなぎ、法政のボールの処理がいまいち甘かったから、そこをついていけた。短いパスと長いパスのバランスがすごく良かったし、運動量もあって、本当に理想的なゲームができた」と評価した。
一方の法政大学・長山一也監督は「完敗だった」と述べた。
第12節の結果は以下の通り。
【1部リーグ】
法政大学 2-5 拓殖大学
明治大学 1-1 立正大学
駒澤大学 3-0 桐蔭横浜大学
流通経済大学 2-1 順天堂大学
慶應義塾大学 0-2 国士舘大学
【2部リーグ】
東京学芸大学 0-1 専修大学
中央大学 3-0 関東学院大学
日本体育大学 4-3 神奈川大学
東洋大学 3-0 日本大学
東海大学 1-1 立教大学
(文=玉 昌浩)
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