元サッカー韓国代表FWアン・ジョンファン(45)が、現役時代にフース・ヒディンク監督から学んだチームワークの強化方法を伝授した。
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5月9日に放送されたSBSバラエティ番組『イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り』に、アン・ジョンファンがゲスト出演した。
アン・ジョンファンは去る2002年の日韓W杯で韓国代表をベスト4に導いた主役だ。決勝トーナメント1回戦のイタリア戦では値千金のゴールデンゴールを決め、“4強神話”への足掛かりを作った。
彼が活躍できたのも、当時の韓国代表を率いたフース・ヒディンク監督から多くのことを学んだからだ。アン・ジョンファンは「バラエティもサッカーに似ている。チームワーク、一体感が重要だ」と、現役時代に学んだチームワークの基本をほかの出演者に伝えた。
アン・ジョンファンが提案したチームワーク強化方法は、なんと2人1組による“洗顔”。彼は「お互いに(顔を洗うことを)手伝うと妙な感情が生まれる」とし、「気まずい感情もこの過程を通じてなくなる」と説明した。出演者の芸人ヤン・セヒョンは、「照れ臭かったが、なんだか距離感が近づいた気がする」と感想を述べていた。
その後のトレーニングでも、ペアを抱えながらドリブル練習をさせたり、背負いながらランニングをさせたりと、2人1組の形式が継続。
これらすべて、現役時代にヒディンク監督の下で経験したことだというアン・ジョンファンは、「(ヒディンク監督は)わざと同じポジションの選手同士でくっつけたり、気まずい選手同士でくっつけたりする。ときには背の高い選手と低い選手をくっつけたこともあった」とし、「これはチームメイトの足りない部分をもう1人が補うという練習だ。配慮する方法について学ぶもの」と明らかにした。
日韓W杯でのベスト4進出成功には、ヒディンク監督による独特な練習方法での連携強化が背景にあったようだ。
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