韓国代表FWソン・フンミン(28、トッテナム)が、前半のみの出場で存在感を発揮した。
トッテナムは2月19日(日本時間)、ハンガリーのプスカシュ・アレーナで行われたヴォルフスベルガー(オーストリア)とのUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグで4-1の完勝を収めた。
この日、ハリー・ケインを招集メンバーから外したジョゼ・モウリーニョ監督は、代わりにソン・フンミンをワントップに起用。2列目にガレス・ベイル、デレ・アリ、ルーカス・モウラを並べた。
試合開始早々、トッテナムは主導権を握って攻勢に出ると、前半13分にさっそく先制点を挙げた。ベイルが右足で上げたボールにソン・フンミンが倒れこみながら頭で合わせ、ゴールネットを揺らしたのだ。
これでソン・フンミンはシーズン通算18ゴール目ながら、通算31回目の攻撃ポイント(ゴール+アシスト、18ゴール13アシスト)に到達。昨シーズンの攻撃ポイント「30」(18ゴール12アシスト)を超え、1シーズン通算最多攻撃ポイントの新記録を塗り替えた。
ソン・フンミンの先制弾で勢い付いたトッテナムはその後、前半28分にベイル、同34分にモウラが追加点を挙げ、3-0で前半を折り返した。ソン・フンミンはハーフタイムでカルロス・ヴィニシウスと交代。後半にもう1ゴールを加えたチームの快勝をベンチで見守った。
試合後、『WhoScored.com』はソン・フンミンに評価点7.7を付与した。最高評価点は1ゴール1アシストのベイルで9.1、チーム3点目を挙げたモウラが8.8だった。
トッテナムは次戦、2月21日のプレミアリーグ第25節ウェストハム・ユナイテッド戦を経て、25日に本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムでヴォルフスベルガーとの2ndレグを戦う。
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