韓国代表FWファン・ヒチャン(24・ライプツィヒ)が、ブンデスリーガ開幕戦でもゴールを狙う。
ファン・ヒチャンは、ライプツィヒデビュー戦で申し分ない活躍を披露した。
彼は去る9月12日(日本時間)、DFBポカール1回戦のニュルンベルク戦で先発出場し、1ゴール1アシストを記録した。チームも3-0で試合を制し、幸先の良いシーズンスタートを切った。
ファン・ヒチャンの次のステップは、リーグデビュー戦での得点だ。
10年前、同国の先輩ソン・フンミン(28・トッテナム)もそうだった。
2010-2011シーズン当時、ハンブルガーSVに所属していたソン・フンミンは、ブンデスリーガデビューとなったFCケルン戦で先発出場し、前半23分に初ゴールを挙げた。
この得点でクラブ史上最年少得点記録を塗り替えたソン・フンミンは、同シーズンに13試合に出場して3ゴールを記録し、自身の名を世に広く知らせた。その後、レバークーゼンを経てイングランド・プレミアリーグへと進出した。
つまり、ソン・フンミンの飛躍の土台となったのは、ブンデスリーガだったわけだ。
ライプツィヒは来る9月20日、マインツとのブンデスリーガ開幕戦を控える。
待ちに待った欧州ビッグリーグの舞台で、真の実力が試されることになるファン・ヒチャンだ。プレシーズンマッチを1試合も消化できなかったにもかかわらず、ユリアン・ナーゲルスマン監督はファン・ヒチャンをシーズン初試合で先発出場させた。
それだけに、ファン・ヒチャンがリーグ開幕戦での先発メンバーに名を連ねる可能性は高い。
しかも、ファン・ヒチャンはチームメイトと阿吽の呼吸も披露。エミル・フォルスベリ(28)やユスフ・ポウルセン(26)との連係プレーを絶えず見せつけた。
ファン・ヒチャンはザルツブルク時代にも、アーリング・ハーランド(20・ドルトムント)や南野拓実(25・リバプール)とともにシナジー効果を生み出していた。
ブンデスリーガは開幕後6週間、試験的にスタジアム収容規模の20%まで入場を受け付けることにした。ライプツィヒのホームであるレッドブル・アレーナは4万2000席規模で、開幕戦では最大8500人の観客を収容できる。
ファン・ヒチャンがリーグデビュー戦でゴールを決められれば、ライプツィヒファンにも強烈なインパクトを残すことができるだろう。
ビッグリーグ進出に成功したファン・ヒチャンは、先輩であるソン・フンミンが歩んだ道をたどることができるだろうか。
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