サンフレッチェ広島は本日(11月25日)、アウェイの鳳凰山体育公園サッカー場で行われるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第5節で、中国の成都蓉城と対戦する。
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今季ACLEはここまで2勝1分1敗とし、東地区12チーム中3位と上位につける広島。対する成都蓉城は2018年設立、今大会がACL初出場という中国の新興勢力だが、広島とは対照的に1勝1分2敗の11位と苦戦が続いている。
そんな成都蓉城には今回初めてACLを戦う選手が多い一方、過去の所属クラブでアジアを経験した実力者や強力な外国籍選手も名を連ねている。広島が警戒すべき成都蓉城の刺客を「4+1」人で紹介しよう。
オランダ代表に招集された経験を持つ186cmの大型センターバック。アヤックスやヘーレンフェーンなどの国内ユースを渡り歩き、フローニンゲンでプロデビュー後もサッスオーロ(イタリア)やハンブルガーSV(ドイツ)、リンビーBK(デンマーク)など欧州各国リーグでプレーした。2023年の光州FC移籍を通じてアジアへ進出し、昨季より成都蓉城に所属している。
成都蓉城の背番号10番を背負うブラジル人アタッカー。母国でのプレーを経て2017年から2020年まで韓国の釜山アイパークに在籍し、2021年から成都蓉城に加入して今季で5年目を迎える。2015年にU-23ブラジル代表選出歴があり、エリキ(神戸)、グスタボ・バヘット(京都)らとともに同年のパンアメリカン大会に出場している。
過去にスポルティングやポルティモネンセ、インテルのユース所属歴があるポルトガル出身アタッカー。ポルトガルの世代別代表で2016年のU-19欧州選手権、2017年のU-20ワールドカップなどを経験しているが、2018年に山東泰山へ加入し、翌2019年6月に中国国籍を取得。成都蓉城には今年2月より期限付き移籍でプレーしている。今季ACLEは第1節の蔚山HD戦でレッドカードを受けて第2節が出場停止となったが、以降の第3節、第4節と2試合連続でイエローカードを受け累積警告リーチ。
ウェイ・シーハオ(33)
今年7月のE-1選手権で中国代表の背番号10番を着けた左ウィンガー。ACL初出場の成都蓉城の中でも豊富なアジア経験を持ち、過去に所属した上海海港、広州恒大、武漢三鎮で多くのJクラブと対戦。特に広州恒大時代、2019年大会のグループステージで広島、2020年のグループステージで神戸と戦っており、再び日本勢の前に立ちはだかる。
フェリペ(33)
身長193cm・体重90kgのフィジカルを誇るブラジル人ストライカー。かつて光州FC所属で2019年の韓国Kリーグ2部得点王に輝き、Kリーグ1部でも通算37試合15ゴールを記録。成都蓉城には2021年夏に加入し、今季リーグ戦では30試合15ゴール4アシストでチーム最多得点の活躍を披露した。11月22日のリーグ最終節でも1ゴールを挙げており、好調を維持して広島戦に臨む。
キャプテンの佐々木翔が出場停止のなか、広島は敵地で今季ACLE3勝目を挙げることはできるか。対戦相手の成都蓉城に関する情報は、スポーツ動画配信サービス『DAZN』で確認できる。
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