韓国政府が自営業者への新型コロナによる損失補償金の先払いを始めてから、33万人が補償金を受け取ったことが集計で分かった。
1月31日、韓国の中小ベンチャー企業部によると、去る1月19日に損失補償金の前払申請が開始され、30日18時までに33万3083人が1兆6654億2000万ウォン(約1665億4200万円)を受け取ったことがわかった。
申請人数は40万7766人で、約定した人数は33万4153人だという。なお、損失補償金の先払い支援対象は55万人のため、74.1%が申請し、60.6%が支給されたこととなる。
今回先払いが行われるのは、2021年第4四半期と、2022年第1四半期に対する損失補償金だ。損失補償金の先払いについては、特段の審査はなく、対象の有無だけを確認して支払う。
対象者に最大500万ウォン(約50万円)を先に支払い、今後確定された損失補償額を先払い額から差し引き、先払い額が確定金額より多ければ、5年に分けて返済することとなる。
また、金利は2021年第4四半期と2022年第1四半期の損失補償額がいずれも確定し、元金から差し引かれるまでは無利子だ。以降は年1%の低金利が適用される。
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