NAVERウェブトゥーンがHYBEとのコラボレーションで、BTSのストーリーをウェブ小説やウェブトゥーンで制作することが決まった。
これは、NAVERウェブトゥーンが世界的なエンターテイメント企業のIP(知的財産)をウェブトゥーン、ウェブ小説化するプロジェクト「SUPER CASTING」として行われる。先立って9月、最初のパートナーであるDCコミックスと発表した新オリジナルシリーズ『バットマン:ウェイン・ファミリー・アドベンチャー』は、北米で発売1週間で購読者50万人を突破した。
NAVERウェブトゥーンとHYBEは、BTSを皮切りに、ENHYPEN、TOMORROW X TOGETHERのIPを拡張したオリジナルウェブトゥーンおよびウェブ小説を、2022年1月から順次、全世界のファンを対象に発表する予定だ。
最初に連載を始める作品は、BTSのオリジナルストーリー『7Fates:CHAKHO』となる。こちらは来年1月15日に公開されるという。
本作は、近未来の都市を舞台にしたアーバンファンタジージャンルで、朝鮮時代の虎を狩る部隊として知られた「着虎甲士」から着想し、運命に縛られた7人の少年がともに試練を乗り越えて成長する物語を描く。
続いてENHYPENを起用した『DARK MOON』は、1月16日から連載が始まる。ヴァンパイアの少年たちが、秘密を持っている少女に出会う過程で繰り広げられるストーリーを描いたとなっている。
そしてTOMORROW X TOGETHERとコラボする『星を追う少年たち-ザ・スターシーカーズ』は1月17日から連載スタート。魔法と現実が共存する世界でアイドルグループとして生きていく少年たちが、世界の最後と取り巻く秘密に立ち向かって戦っていくファンタジー作品だ。
NAVERウェブトゥーンのキム・ジュング代表は、「グローバルエンターテイメント産業で最も注目されているストーリーテリングコンテンツとアーティストの出会いで、NAVERウェブトゥーンのIPバリューチェーンが持つ競争力がより高まった。HYBEのスーパーIPが融合する今回の協業を通じて、ウェブトゥーン、ウェブ小説の楽しさと価値をグローバルでもう一度証明できるようにしたい」と述べている。
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