韓国の傑作ホラー『女校怪談』12年ぶりの新作、“おぞましさ”滲み出るポスター公開

2021年05月24日 映画 #韓国映画

韓国産ホラー映画『女校怪談』シリーズの新作『女校怪談 リブート:母校』が来る6月に公開を控え、ティーザーポスターを公開した。

映画『女校怪談リブート:母校』は、過去の記憶を失ったまま母校の教頭に赴任したウンヒ(演者キム・ソヒョン)と問題児ハヨン(演者キム・ヒョンス)が、長い間秘密として隠されたトイレを発見し、忘れ去られていた衝撃的な記憶と向き合う物語だ。シリーズ6作目となる本作は、『女校怪談5』以降12年ぶりの新作だ。

今回公開されたティーザーポスターは、学校が恐怖の空間に変貌した瞬間を切り取っている。ロッカーの後ろに隠された閉鎖空間に対する好奇心が高まる中で、床に転がったドアノブは学校内での恐ろしい事件に対する緊張感を増幅させている。

制服を着て身を隠したまま正面を見つめる不気味な女子学生の姿は、これから繰り広げられる奇異な事件との関連性を予感させ、恐怖感をさらに極大化。学校内の閉鎖されたトイレをめぐって起こるおぞましい事件、衝撃的な記憶の実体を予告するティーザーポスターは公開を心待ちにする観客の好奇心を刺激し、期待感を高める予定だ。

(写真=シネ2000/kth)『女校怪談 リブート:母校』ポスター
 

韓国のレジェンドホラー作品

韓国ホラー映画の新しい地平を切り開いた『女校怪談』シリーズは、作品ごとに学校を舞台に新鮮な素材と社会に話題を投げかけるメッセージ、そして革新的な撮影技法を披露してきた。今回の『女校怪談』では、学校内で巻き起こるおぞましい事件と失われた記憶の実体に向き合いながら、徐々に締め上げてくる恐怖を密度ある叙事と強烈なサスペンスで描き出した。

また本シリーズはレジェンドホラー映画という立ち位置とともに、スターへの登竜門という側面も併せ持っており、オーラだけでも雰囲気を圧倒するキム・ソヒョンと、ドラマ『ペントハウス』で強烈な演技を披露したキム・ヒョンスのホラーコンビネーションは、一時も緊張を緩めない最強の恐怖を与えてくれるだろう。

12年ぶりの新作ということで話題の『女校怪談リブート:母校』は6月に公開され、この夏の韓国映画界に活気を吹き込む予定だ。

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