東京五輪出場に失敗した女子サッカー韓国代表チームが再び始動する。
韓国サッカー協会は8月19日、報道資料を通じて、10月22日、27日にアメリカ女子代表と親善試合を行うことを発表した。2試合とも日本時間で9時に行われる予定だ。
22日に行われる第1戦は、カンザス州カンザスシティのチルドレンズ・マーシー・パークで、27日の第2戦は、ミネソタ州セントポールのアリアンツ・フィールドで開催される。
コリン・ベル監督率いる韓国女子代表は現在、2022年1~2月にインドで開かれるAFC女子アジアカップと、2023年にオーストラリアとニュージーランドの共催で開かれるFIFA女子ワールドカップに向けて準備中だ。
また9月にはアジアカップ予選が控えており、韓国はモンゴル、ウズベキスタンとE組に含まれた。予選で1位となれば本選に進出が可能で、アジアカップ本線で5位以内に入れば、女子ワールドカップへと出場できる。
モンゴル、ウズベキスタンとの戦力差を鑑みても、韓国女子代表の本戦進出の可能性は高い。そのため、ひとまず本大会への切符を勝ち取ったあと、アメリカでスパーリングをするものと見られている。
アメリカ女子代表チームは現在、FIFA女子ランキング1位(2021年6月25日発表)の強豪国だ。ワールドカップ(1991年中国、1999年アメリカ、2015年カナダ、2019年フランス)とオリンピック(1996年アトランタ、2004年アテネ、2008年ペキン、2012年ロンドン)で4度ずつ優勝し、東京五輪では3位につけた。
韓国女子代表はこれまでアメリカ女子代表と13回対戦しているが、戦績は10敗3分けと一度も勝てていないのが現状だ。2019年10月にアメリカ・シカゴで行われた親善試合では、1-1で引き分けていた。
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