韓国女子プロゴルフ(KLPGA)の正規ツアー(1部)に“美人双子ゴルファー”が同時出場する。キム・アロミ(23)とキム・セロミ(23)がその人たちだ。
4月22日から25日にかけて、韓国女子ツアーの2021シーズン第2戦「ネクセン・セントナインマスターズ2021」(賞金総額8億ウォン=約8000万円)が行われる。慶尚南道(キョンサンナムド)金海(キメ)の伽耶(カヤ)CC(パー72、6813ヤード)で開催される同大会には、計120人の選手が出場する。
そんな今大会に、ドリームツアー(2部)で活躍中の“姉”キム・アロミが推薦選手として出場。これにより、“妹”キム・セロミとともに双子姉妹が正規ツアーに同時参戦することが決まった。
2人は1998年1月6日の23歳。ともに身長171センチで、血液型も同じB型である。彼女らは去る2017年8月にそろってKLPGAに入会し、女子プロゴルフの世界に足を踏み入れた。
先に正規ツアーを経験したのは姉のキム・アロミだ。彼女は2018年にドリームツアー第1戦で準優勝を果たすと、第4戦では生涯初優勝も達成。同年のドリームツアー賞金ランキングで8位に上がり、翌2019年に正規ツアーデビューを果たした。
ただ、同年は24大会に出場するも賞金ランキング93位にとどまり、翌2020年から2部ツアーに降格。今シーズンのドリームツアー第1戦では55位タイに終わっていた。
一方、妹のキム・セロミは2019年のドリームツアー第6戦で準優勝をマークすると、同年の賞金ランキングで16位に入り、翌2020年に正規ツアーでデビューを飾った。
同年は16大会に出場して賞金ランキング83位に終わっていたが、11月の2021シーズンシード順位戦で3位に入ったことで、2年連続で正規ツアーの出場権を獲得。去る8日から11日にかけて行われた開幕戦「ロッテレンタカー女子オープン」は42位タイでフィニッシュし、賞金469万ウォン(約46万9000円)を獲得していた。
キム・アロミとキム・セロミはKLPGA初の双子正会員であり、韓国女子ツアー唯一の現役双子選手でもある。
お互いに気心の知れた2人は、グリーン上でどんなプレーを見せてくれるのか。本日(22日)の第1ラウンドから彼女たちのショットに注目してみたい。
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