ドイツ・ブンデスリーガ、RBライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督が、新シーズンに迎え入れたファン・ヒチャン(24)について満足感を示した。
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ナーゲルスマン監督は最近、クラブとのインタビューを通じて、今夏に移籍したファン・ヒチャンについて自ら言及した。インタビュー前の9月12日、ファン・ヒチャンはDFBポカール1回戦のニュルンベルク戦に先発出場し、1ゴール1アシストを記録して3-0の勝利を導いた。
ナーゲルスマン監督は「いいスタートだったし、自分に自信を抱くことができた試合だった。ファン・ヒチャンが今シーズンの目標とする20ゴールを達成すればいいが、15ゴールでも十分なようだ」と、活躍に満足を示した。
以下、クラブ側とナーゲルスマン監督の一問一答。
◇
―ファン・ヒチャンをどのように獲得することになったのか。
ファン・ヒチャンは昨シーズン、ライプツィヒの試合を何度も見て、私たちのチームの競技方式に好感を持ったそうだ。周知の通り、ファン・ヒチャンは私たちのチームで複数の方向に発展する可能性が高い。フリーロールで多様なポジションを経験し、ブンデスリーガ出場時間を増やす機会も多いだろう。
チャンピオンズリーグとドイツサッカー協会ポカールでも、活躍するチャンスがある。ライプツィヒは若くて有望な選手で構成されており、毎日成長しようと努力するチームだ。ファン・ヒチャンとぴったり合うと思う。
―ファン・ヒチャンの才能として、最も高く評価することは?
現在、我々のチームで最も重要なのはスピードだ。どうしても相手チームのほとんどが守備に焦点を置いているため、私たちには一対一の状況に長けた選手が必要だ。また、チームのMFがスペースにパスを送ったとき、すぐに反応できる選手が必要である。
ファン・ヒチャンは最大スピードが時速35キロに達する、非常に速く突破力のある選手だ。また両足はもちろん、相対的に高くない身長だが、ヘディングも素晴らしい。
―トレーニングのときの様子は?
ファン・ヒチャンは毎日成長しようと努力する選手だ。監督の言葉に注意を払う性格だ。トレーニングや試合中に、先にアドバイスを求めることもある。指導された内容をゲームに取り入れるなど、本当に良い選手だ。私はいつも発展しようとする選手が好きなのだが、ファン・ヒチャンはまさにそんな選手だ。
―ファン・ヒチャンがニュルンベルク戦で、1ゴール1アシストの活躍を見せた。
非常に満足だった。新しい選手を先発ラインナップに入れたこと自体に、大きな意味があった。特にゴールやアシストを作り出すアタッカーであれば、なおさらだ。いいスタートだったし、自分に自信を抱くことができた試合だった。
ファン・ヒチャンが今シーズンの目標とする20ゴールを達成すればいいが、15ゴールでも十分なようだ(笑)。
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