ザルツブルクの韓国代表FW、今夏こそステップアップなるか。プレミアからの熱視線続く

韓国代表FWファン・ヒチャン(24・ザルツブルク)のビッグリーグ進出の夢が今度こそ叶うかもしれない。

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昨冬の移籍市場で移籍が噂されたファン・ヒチャン。ウォルヴァーハンプトンやクリスタルパレスなど、プレミアリーグ方面から特に関心が寄せられていた。

現在、新型コロナウイルス感染症の影響で欧州の移籍市場は閉じられたままだが、依然としてファン・ヒチャン移籍の話題は熱が冷めていない。

トッテナムをけん引するストライカーとして活躍するソン・フンミン(27)の成功事例を横目に見ていたプレミア勢が、“信頼のザルツブルク産”ファン・ヒチャンの才能と可能性に注目しているのだ。

ファン・ヒチャン

選手の移籍情報を扱う『トランスファーマーケット』が最近、アジア人選手の推定移籍金額をランク付けた中で、ファン・ヒチャンは1000万ユーロ(日本円=約11億円)で7位に入った。1位は6400万ユーロ(約75億円)でソン・フンミンだった。

また、イングランドの地元紙『リバプール・エコー』は「エバートンがファン・ヒチャンに継続して関心を示している」と伝えた。

今夏の大規模投資が難しいとみられる中、オーストリア・ブンデスリーガやUEFAチャンピオンズリーグでポテンシャルの高さを証明しながらも破格の移籍金が付けられているファン・ヒチャンがうってつけの存在になるとみているようだ。

ファン・ヒチャンとザルツブルクの契約期間は来年夏まで。そのため、移籍金が発生する最後のチャンスに移籍が決まる可能性が大きい。

ザルツブルクのクリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)も、今年3月末に「現時点でファン・ヒチャンとの再契約は難しい」と認めている。

南野やハーランドに続くか

冬の移籍市場で先にビッグリーグ入りを果たした南野拓実(24・リバプール)とアーリング・ハーランド(19・ドルトムント)の存在も大きい。彼らが特に問題もなくチームにフィットできていることが、ファン・ヒチャンのモチベーションにもつながっている。

南野は今シーズンわずか1敗のリバプールで苦しい主力争いを戦っているが、ユルゲン・クロップ監督からは評価されており、リーグ3試合、FAカップ3試合、CL1試合の計7試合に出場した。

ハーランドもドルトムントで11試合10ゴールと、“怪物ゴールゲッター”ぶりを見せつけている。

オーストリア・ブンデスリーガは来月2日からの再開を予定している。ザルツブルクは5月29日にオーストリア・ルステナウとの国内カップ戦決勝が控える。

過去になくビッグリーグ進出が本格化しているファン・ヒチャン。今シーズン残りの試合での活躍ぶりにも注目したい。

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