カタールW杯でブレイクした韓国代表FWチョ・ギュソン(24)が残留するとなれば、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースはさらに強くなる。
全北現代に詳しい複数の関係者によると、チョ・ギュソンはヨーロッパ進出の時期に関して悩み続けているという。現時点では残留が有力視されているが、移籍の可能性が全くないわけではないようだ。
あるクラブ関係者は「チョ・ギュソンが冬の移籍市場で移籍することを負担に感じるのは事実だ。パク・チソンTDやキム・サンシク監督らの説得が影響を及ぼした。夏の移籍が有力だ」と話している。
一方でチョ・ギュソン側の関係者は「まだ残留が確定したわけではない。ひとまずスペインでの冬季訓練に参加したあと、状況を見守る」と明らかにした。
チョ・ギュソンには現在、ブンデスリーガのマインツをはじめ、日本人選手が多数所属するスコティッシュ・プレミアシップのセルティックなど、複数のクラブからラブコール届いている。移籍金も全北現代が策定した水準だったため、チョ・ギュソン自身がその気になれば移籍が可能な状況に置かれている。しかし、チョ·ギュソンは残留に重きを置いているようだ。これは冬の移籍の危険性、現在のコンディションなどを鑑みて下した結論だ。