カヌー男子アジア予選で韓国のチョ・グァンヒが優勝、アジア大会2連覇の実力者が東京五輪参戦決定

カヌー男子スプリント韓国代表のチョ・グァンヒが、東京五輪出場権のチケットを獲得した。

4月23日、タイのパタヤへと出国していた韓国代表チームは、5月5、6日の2日間にわたって開催されたカヌースプリントアジア予選に参加した。

チョ・グァンヒは男子K1-200M予選を36.392秒の記録で1位通過し、最高のコンディションを披露。続く決勝戦でも35.050秒の記録でカザフスタンのセルゲール、ウズベキスタンのデニスを抜いて優勝を飾った。

今回の優勝で東京五輪出場権を確保したチョ・グァンヒは、2016年リオ五輪にも出場した経験があり、2014年仁川(インチョン)アジア大会、2018年ジャカルタ・パレンバンアジア大会で2連覇を達成した選手で、韓国カヌーの新しい歴史を築いている。

チョ・グァンヒは、「昨年から延期されていた大会なので、これまでメンタルとコンディションの管理が難しかった。しかし、ユン・ヨンフン監督と戦力分析官、トレーナーのおかげで、再び五輪出場の機会を得られた。苦労して得たチャンスだけに、今回の東京五輪ではリオ五輪よりも良い姿を見せたい」とし、強い自信と抱負を語った。

韓国代表のチョ・グァンヒ(中央左)

カヌー韓国代表のユン・ヨンフン総監督は、「新型コロナによる悪条件の中でも、選手たちが不屈の闘志と精神力で良い成績を見せてくれた。今後も厳しい訓練と技術を磨いて韓国カヌーの地位と優秀な競技力を見せ、上位グループ入りのため最善を尽くしていきたい」と覚悟を述べている。

カヌー韓国代表チームは9日に韓国へと帰国し、2週間の自己隔離期間を経た後、6月に江原道華川(カンウォンド・ファチョン)で開催される第20回パロホ杯全国カヌー競技大会に参加するための準備を行う計画だ。

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