CRAVITY「最近のトレンド=イージーリスニング、大衆性とアイデンティティを同時に掴む」【インタビュー】

2023年09月16日 K-POP

ボーイズグループCRAVITYが大衆性とアイデンティティを同時に掴むと覚悟を明らかにした。

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CRAVITYは9月11日18時、6thミニアルバム『SUN SEEKER』を発売した。青春の熱い若さを歌った今回のアルバムは、君と僕、僕たちそしてお互いの人生を歌う。“太陽を追う者”というアルバムタイトルが物語っているように、熱い夢のメッセージが込められている。前回のアルバムが“一つ一つの彫刻が集まって共感を成す”というメッセージが描かれたとすれば、今回は僕だけが持てる力と個性を探して夢を勝ち取るという青春の話を盛り込んだ。

アルバムリリース前の9月7日、本サイト提携メディア『OSEN』はソウル江南区清潭洞(カンナムグ・チョンダムドン)に位置する芸能事務所STARSHIPエンターテインメントを訪ね、カムバックを控えたCRAVITYにインタビューを行った。

(写真=STARSHIPエンターテインメント)

まず、CRAVITYに3月に発売した5th『MASTER:PIECE』以降、6カ月ぶりにカムバックした感想を尋ねると、ジョンモは、「僕たちは今回初めてダブルタイトル曲でカムバックする。2曲のうち1曲はアメリカでミュージックビデオを撮影したのだが、ワールドツアー中のコメントで“より良い曲でカムバックして素敵な姿をお見せする”と言った。その機会ができてファンがどれだけ喜んでくれるか期待している」と口を開いた。

ワールドツアー中に準備したアルバムなので、忙しいスケジュールが予想された今回。アルバム準備は大変だったのではないかと尋ねると、セリムは「どうしてもワールドツアーとカムバックの準備が重なって大変だったけど、ファンがいつも応援してくれるので頑張れた。僕の場合は今回のアルバムに作詞で参加した。今までは家でレコーディング(作詞)をしていたから、今回は海外のホテルですることが多くて、いつもとは違った」と話した。

具体的にどんな点が違ったのかと尋ねると、セリムは「とりあえずスマホで録音すると言われて、練習生だった頃を思い出した」として、「いつも韓国で録音してコンファームを受けていたが、外国なので修正をたくさんした。確かにすぐに聞きながらできたわけではなく、僕が思ったのと違うものが出てくる場合もあったので、とにかく修正をたくさんした」と説明した。

(写真=STARSHIPエンターテインメント)

逆に海外で頻繁に製作したことに対しセリムは、「ある意味、飛行機からインスピレーションをたくさん受けた。他にすることがないから、単語や内容を先に考えた。それで僕が望むことや話すことに集中してポイントを生かせられたのではないか」と長所を伝えたりもした。

「いい曲で戻ってくる」というワールドツアーでの約束通り、デビュー初のダブルタイトル曲をリリースするCRAVITY。2曲をダブルタイトル曲に決めた理由についてテヨンは「最近のトレンドはイージーリスニングだ。(イージーリスニングを)収録曲よりはタイトルでお見せしたかったし、パフォーマンスも必ず見せたかった。大衆性とアイデンティティを同時に掴むという意味」と説明した。

(写真=STARSHIPエンターテインメント)

インタビューに先立ち、事前に取材陣にダブルタイトル曲『Cheese』と『Ready or Not』を公開したCRAVITY。どちらの曲もファンキーな感じでいっぱいだった。特に“青春の熱き若さ”に集中し、僕だけが持てる力と個性を探して夢を勝ち取るという青春の話を盛り込んだ。

今回“青春”のイメージが存分に込められた2曲を選択した背景を尋ねると、ウォンジンは「まず初めに、どうしても僕たちがずっと皆さんやファンの方々に僕たちだけの色を知ってほしかったのと、次にさわやかな青春を歌うチームとしても知ってほしい気持ちで準備した」と話した。

ヒョンジュンは、「デビュー当初はとても強い曲を準備して、(次に)明るい曲を作ったが、ファンの反応は今の年齢でできることをするから雰囲気もよく見えると言われた。それで僕たちの年齢で、20代前半にできることは何かと思った時、青春を歌うことかなと思った」と説明したりもした。

テヨンは「明るい曲をタイトル曲にしただけに、僕たちのコンサートでは強い曲をパフォーマンスで披露したり、強い曲もカバーしたりしてファンに喜んでもらえたのではないかと思う。SEVENTEENの『Super』をカバーしたが、とても満足するレジェンドカバーだと思う。前にも『ミュージックバンク・イン・パリ』でMONSTA Xの『GAMBLER』をカバーしたが、ファンが直接行って見られなかったのが残念だと言ってくれるほど反応が良かった」と話した。

(写真=STARSHIPエンターテインメント)

今回のアルバムではファンのどんな反応を望むかという話にウォンジンは「まず全曲を聞いて、そのあともずっと聞いていると、頭の中に残ったのが『Ready or Not』の最後だった。ずっと口ずさむこともあって、そのような中毒性をファンの方々にも分かってほしい。どこでも口ずさんでほしい」と話した。

◇CRAVITY プロフィール

2020年4月14日にデビュー。STARSHIPエンターテインメントから5年ぶりに新しく誕生したボーイズグループ。グループ名は「Creativity」と「Gravity」を合わせて「CRAVITY」。「ユニークな魅力で、ファンを自分たちの宇宙に引き込む」という意味が込められている。2019年にMnetで放送されたオーディション番組『PRODUCE X 101』に練習生として出演したジョンモ、ウォンジン、ミニ、ヒョンジュンの4人が所属している。

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