麻薬使用で強制追放され、今年1月に久しぶりに韓国に入国したタレントのエイミー（韓国名イ・ユンジ）が、再び麻薬に手を出して逮捕されたなかで、彼女に麻薬を販売した売人や他の使用者が検挙された。
9月7日、江原警察庁・麻薬犯罪捜査隊は、麻薬類を大量流通させたA氏などの売人14人を麻薬類管理に関する法律違反の容疑で拘束したと明かした。
警察は、A氏らが流通させたヒロポン（6.2kg）、ケタミン（791g）、合成大麻（2.1kg）、MDMA（1344錠）、大麻（167g）、現金4700万ウォン（約470万円）を押収した。今回押収された麻薬は、21万4000人が同時に使用できる量で、売値で291億ウォン（約29億1000万円）に上るという。
また、彼らから麻薬を購入して使用した37人が捕まった。警察が今回検挙した被疑者51人のうち、女性は16人。そのうちの1人がエイミーだ。
先立ってエイミーは、ヒロポンを1回以上使用した容疑で拘束され、検察にわたされた。彼女は警察の調査で、容疑をすべて認めているとされる。
エイミーは2012年にプロポフォール投薬で摘発され、懲役8カ月、執行猶予2年の刑を言い渡された。その後、2014年にゾルピデム投薬疑惑で罰金刑を受けた。両親は韓国人だが、アメリカ生まれで市民権者であったエイミーは、アメリカに強制出国となった。
それから数年が過ぎた今年1月、久しぶりに韓国に入国。しかし再び薬物に手を出してしまった。
エイミーは2008年に放送されたケーブルチャンネルOliveの『悪女日記』シーズン3に出演し、可愛くすっきりとしたイメージで人気を集めた。彼女が運営していたショッピングモールも大きく成功した。しかし一連の麻薬問題でイメージが大幅にダウンした。
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