ヴィッセル神戸のGK新井章太が2月2日、都内で行われた明治安田Jリーグ百年構想リーグの開幕イベントに出席した。
チームをJ1連覇と2024年の国内2冠に導いた吉田孝行監督が昨季限りで退任し、2022年からサンフレッチェ広島を率いていたミヒャエル・スキッベ監督を新たに招へいした神戸。新体制の初陣は半年間の百年構想リーグ、そしてAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)を並行しての戦いとなるが、新井は「ハーフシーズンだろうとフルシーズンだろうと関係なく、1試合1試合、目の前の試合に向けてコンディションを整えて、しっかり戦っていくのが今の神戸のスタイル」と一戦必勝を誓う。
前回のACLEは、決勝トーナメント1回戦で光州(クァンジュ)FC(韓国)に逆転負けを喫して敗退する悔しい結末だった。ただ、昨年9月からの今大会はリーグステージ6試合を終えて4勝1分1敗の勝ち点13とし、東地区で単独首位に立つ。チーム内でもスキッベ監督や三木谷浩史会長らがACLEへ強い思いを抱いているようで、新井も「自分たちはそれについていくだけ。クラブとして本当に一番を目指していきたい」と力を込める。
神戸は6日に京都サンガF.C.との開幕戦を戦った後、10日にホームでFCソウル(韓国)とのACLEリーグステージ第7節を迎える。Jリーグと違って今季も春秋制を継続するKリーグは開幕が2月28日。FCソウルにとっては、敵地での神戸戦が2026年最初の公式戦となる。
FCソウルには今季から元北海道コンサドーレ札幌、京都サンガF.C.のGKク・ソンユンが新たに加入した。新井は川崎フロンターレ時代、PK戦までもつれた札幌との2019年ルヴァンカップ決勝で、当時の相手守護神だったク・ソンユンと対峙。神戸移籍後も、2024年の天皇杯準決勝で京都のゴールマウスを守った韓国人GKと対戦している。
「“それを止めるんだ”っていうのを本当に止める選手」とク・ソンユンを評した新井。「素晴らしい選手ということに変わりはない。彼自身も日本のチームと対戦するということで、燃えている部分もあると思う」としつつ、「それを打ち砕くような攻撃が必要だと思うが、自分たちならきっと勝てると思う。容赦なくやっていきたい」とFCソウル戦勝利へ自信を示した。
(取材・文=姜亨起/ピッチコミュニケーションズ)
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