T-ARA出身のジヨンが“空白の2年間”とソロ歌手カムバックについて明かす【インタビュー】

2019年10月22日 話題

ガールズグループ「T-ARA」出身の女優ジヨンが、デビューから10年の歳月を振り返った。

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9月に放送終了したドラマ『君の歌を聴かせて』(原題、KBS2)でジヨンは、バイオリニストのハ・ウンジュ役を演じた。生まれながらの音楽的才能と華やかなルックスを持つ魅力いっぱいの人物だった。

T-ARAとしての活動後、2年ぶりにファンの前に立ったジヨン。しかしその過程は、容易ではなかった。

「休んでいる間、1人で苦しい時間を過ごした。特に意欲もなく、したいことも、自信さえもなかった」と振り返ったジヨンは、「でも今の事務所を通じて、成功よりも、私の幸せと喜びを見つけようとしてくれる方々と出会い、たくさん助けられた」と感謝の心を伝えた。

(写真提供=KBS2)ドラマ『君の歌を聴かせて』に出演したジヨン

ジヨンは現在、中国の芸能企画社と韓国の所属事務所パートナーズパークを行き来し、歌手や演技者として活動を広げている。

彼女は「2つの事務所が私にたくさん配慮してくれた」とし、「ドラマを終えたので今からはアルバムに集中して、11月末にソロアルバムを発表する予定だ。曲はできている状態だけど、タイトルを決められていない」と、ソロ歌手としてのカムバックを予告した。

ダンス曲でカムバックするというジヨンは、振り付けで有名なペ・ユンジュンにダンスを学びたいと話した。

「T-ARAを始めたときから、先生と10年の付き合いになる」と愛情を表わしたジヨンは、「“ダンスの線がきれいなアイドル1位”に挙げてくださったという記事を見た。練習のときは本当に怖い先生なのに、褒めてもらうとなんとも不思議。師匠に認められた気持ちだ」と語った。

T-ARAのメンバーとして2009年にデビューしたジヨンは、今年7月にデビュー10周年を迎えた。ジヨンはT-ARAの“完全体カムバック”についても話した。

「T-ARAの活動をしながら、個人の活動もしてきたが、今はいろいろなことを思う。漠然といつになるかはわからないけど、私たち同士で、ぜひもう一度T-ARAとしてファンの方々に挨拶したいという話をたくさんする」と明かした。

『君の歌を聴かせて』を見たT-ARAメンバーたちの反応については、「みんなクールだった。“ちゃんと見た”、“頑張った”と言ってくれた。本当に親しければ、特別なことは言わないもの」と答えた。

(写真提供=パートナーズパーク)ジヨン

10年間、芸能生活をしてうれしかった分だけ、大変だった時間も多かったというジヨンだが、そんな時間はジヨンを一段と成長させた。

「2年の間に、本当に多くのことを考えて進路についても悩んだ。“この仕事を続けていいのか”、“やっていけるか”という悩みから、ソロでやっていくにはどうすればいいのか、何をするべきかがわからなかった」と振り返ったジヨンは、「そんな時、周りの人がたくさん助けてくれた。今度は私がその人たちに恩返しする番だ。今はそんな余裕ができた」と、成長した姿を見せた。

それとともに「私は同年代に比べて、少しだけ早くいろんな経験をした以外は、特別なものはないようだ。生きていれば大変なときも辛いときもあるが、だからこそ少しだけ早く成長できたと思う。また新たなスタートだと考える」と述べた。

またジヨンは「着実に活動していきたい。以前は焦って不安だったが、今はしっかりと着実に活動できればと思う」と話した。

最後に言いたいことはあるかという問いに、ジヨンは迷うことなくファンへの感謝の気持ちを伝えた。

「10年間活動して、ファンの方々に“感謝している”、“愛している”という言葉を本当にたくさん言ってきたけど、今は言葉だけではなくて、もっとファンの方々と近くで会いたい。そうできるように、自分で努力する。あまりにも長い間待たせて、ごめんなさい。そして、ありがとう」

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