人種差別が表面化している韓国プロバスケ…連盟が「傍観しない」と対応に乗り出す

韓国プロバスケットボール連盟(KBL)が、人種差別に対して積極的に対応することを決めた。

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KBLは1月17日、選手たちの人権を保護するために10クラブの帰化選手や外国人選手を含め、すべての選手が人種差別の被害を受けたことがあるか調査する計画と発表した。

被害状況が発覚した場合、法的対応に踏み切る予定だ。

最近、全州KCCでプレーするラ・ゴンアが、人種差別を含む脅迫メッセージを受けていることを明らかにした。帰化して11年目を迎えたソウルSKのチョン・テプンも、同じような差別を受けた経験があると訴えた。

全州KCCのラ・ゴンア

KBLは「(韓国籍に)帰化した選手や外国人選手に、直接あるいはSNSなどの通信媒体を利用し、人種差別などの言語暴力を行う者を傍観しない計画だ」と強調した。

また健全なバスケ観戦文化の定着させるために、KBL10クラブとさまざまな活動を展開する計画とも伝えた。KBLは「選手たちが試合に集中できるよう、制度や規定を整備する予定」と明らかにした。

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